株式会社WAに関すること 3

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1.契約違反の再委託

WAは掛川市からの委託契約を受託してから、夜勤および日勤業務時に休憩時間を与えていなかったため、磐田労働基準監督署から是正勧告を受けました。
そして、休憩時間帯を確保するために、有限会社プロシードによる再委託を掛川市に無断で行ったのです。
(有限会社プロシードは以前から、WAが受託した業務の再委託を受けており、WAの作業服を着用して、委託現場{豊岡クリーンセンターなど}で単独作業をしているとのこと。)

平成26年8月24日から、逆川事業所で休憩時間帯確保のために応援に入っていますが、水道部には同年8月21日に
口頭で了解を得ていると、S現場代理人は話していました。

業務委託契約書(抜粋)
・委託者(甲) 掛川市水道事業管理者 掛川市長
・受託者(乙) 株式会社ウォーターエージェンシー 静岡広域管理所 管理所長
(再委託等の禁止)
第4条
乙は、業務の全部又は一部を第三者に委託し、又は、請負わせてはならない。
ただし、書面により甲の承諾を得た場合は、この限りではない。


会話集
2014/08/25 17時頃
S現場代理人『  』

  1. 「Sさん、引継ぎがわかんなかったものだから、聞きに来た。」
  2. 『あぁ、はいはい。』
  3. 「あのぅ、応援者ってさぁ、僕らの休憩時間を確保するために来る人なんでしょ?」
  4. 『うん。そうそう。』
  5. 「どこの誰が来るの?」
  6. 『うちのぉ・・・・・・』
  7. 「WAの社員?」
  8. 『まぁ一応は、違うんだけどね。』
  9. 「誰が、いつ来るかっていうのは?」
  10. 『まだ、まだ、決めかねてるっていうところ。』
  11. 「でも、昨日から来てるんでしょ?」
  12. 『来てますよ。27日までは一応、人はわかってるんだけんね。それ以降はまた、連絡してくれるって。』
  13. 「当然、うちの社員じゃないってことは、市の職員は知ってるんでしょ?」
  14. うん、別にそれは、請負で、やってるもんで。いいと思いますけど。そのへんは。
  15. 「でも、WAの社員じゃないんでしょ?」
  16. あんま、はっきりとは言えないけどね。おおごとにはしない・・・・・うん。
  17. 「いいのかねぇ?」
  18. 『う~ん。』
  19. 「で、休憩入って、僕が一番気にしてるのは、その人、入ってもらうのはいいけど、責任の所在ね。 僕ら責任持つのは嫌だから。その人たちがやってる仕事の時にね。」
  20. 『うんうん。』
  21. 「その人たちがやってるときに電話がかかってきて、受信・連絡簿も書かずにとかね。帰ってもらっちゃあ困るから。 僕ら休憩中だから。(電話を)聞いてないからね。」
  22. 『うん。』
  23. 「だから責任を持ってもらいたい。もしも僕らが責任を持つんだと、管理監督の仕事まで請け負うことになるから、それはまずいでしょと。」
  24. 『あぁ、うんうん。』
  25. 「それと、休憩中は自由利用が原則だから、外出してもいいですか?」
  26. 『それはちょっとね。外へ出てくと・・・事故でも遭われたら困るから。一人しかいないから。』
  27. 「で、思ったんだけど、これ申し訳ないけど、(休憩時間取得に関する質問事項(回答依頼)を見せて)、文書で回答してほしいんだ。よろしくお願いします。」
  28. 『あーはい。明日でいいですかね。』
  29. 「いいですよ。」
生音声はこちら(音声変換処理済)

応援に来ていた有限会社プロシードの社員は、「いずれここの応援も自分達ではなく、人件費を低減させるために、アルバイトを雇用するつもり」と話していました。
上記のことは、WAのO常務からの指示であり、委託契約であることを知りながら、掛川市に対して無断(委託契約内容に抵触)で再委託を行うようWAのK所長に命じたのです。

しかし、8月26日に掛川市企画調整課が実態を知ることとなり、無断再委託の問題が表面化し掛川市の承認を得ることができなかったため、有限会社プロシード社員の応援は9月4日をもって終了したのです。

市役所の回答

休憩時間における勤務については、平成26年9月5日以降、契約社員による勤務体制となっている。

この回答も間違っていますね。しっかり調査していないことがまるわかりです。きっと片手間仕事で調査の真似事をしたのでしょう。

平成26年9月5日以降は、まだアルバイト社員を雇用していないので、各地から呼び寄せた正社員でまかなっています。 そして、ようやく10月16日からアルバイト3名を雇用し、契約社員の休憩時間を確保しています。

しかし、何事もなかったかのように終わっていいのでしょうか。契約違反を故意に行ったわけですから、きっちりと責任をとってもらわなくてはなりません。
口頭だけの謝罪で済む問題ではないのです。WAは全国規模の会社なのですから、コーポレートガバナンスを見直す必要があるでしょう。

2.市民からの通報を握りつぶす

2013年9月22日(日)

9:23 WAの契約社員A氏は、市民から濁り水の通報を受け、その方からの質問に対して、「折り返し連絡します」と約束していながら、それを守りませんでした。

翌9月23日(月)9:40に同じ方から電話連絡があり、昨日水が濁り洗濯物が茶色になってしまい、色が抜けない。その補償のことを電話でたずねたら、折り返し連絡しますと言われたが、今日になっても何の連絡も無い。
電話の応対者は身分も名前も名乗らなかったと、大変ご立腹でした。
また、A氏は濁り水の原因を、水道部による切り替え工事のためと、間違った情報を市民の方に伝えていました。

問題は、このことをWA社内で検討会も開かず、そのため原因究明と対策も行わずに、本人だけの責任にしてしまったことです。

3.台風来襲時の危機管理意識ゼロ

2013年10月15日(火)

台風26号接近時において、掛川市水道部からWAに対し、事務所及び管理棟停電時には緊急用発電機を運転し、商用電源から緊急用発電機へ切り替えるように指示をありました。
(委託契約範囲外の業務)
これをWAのS現場代理人が了承し、「手順書は水道部が用意して後から持ってくるはず。無い箇所はOJTでやるって言ってたから聞いといて。」と言い残し、さっさと定時で帰宅しました。

緊急用発電機も配電盤も屋外であり、もろに風雨の影響を受ける場所です。 雨具も無く、耐電用ゴム手袋、長靴もありません。当然手順書も雨天対策が施されていませんでした。
水道部の職員も、「わからないことがあったら緊急用発電機を設置したメーカーに聞いてほしい。緊急呼び出しをしてもらっても、俺は出勤しないから。」と、当番職員(緊急呼び出し担当者)でありながら、笑いながら帰っていったのです。

万が一のために、台風接近時に屋外にて、切替手順のイメージトレーニングをしましたが、風雨が強く、傘は飛ばされるため不可、パトロールライトの明かりだけでは手順書が読めず、また、すぐに手順書も濡れてしまい、とても単独で操作できる状況ではありませんでした。

こんなことは台風直下時の操作経験がなくても、容易に想像できるものです。
このことをまとめて、文書で検討依頼をWAのK所長、Sマネージャー、S現場代理人へ提出したので、契約社員ではなく正社員が行うということになりましたが、やはり一人で操作を行うということであり、必要な保護具も用意されていない状況です。

自分には直接関係ないことと思い、他人事のようにしか考えられない社内気風のようです。
掛川市水道部も大差ありませんけど。