株式会社WAに関すること 4
1.原谷浄水場濁度測定箇所不一致
2014年7月16日に厚生労働所健康局水道課の立ち入り調査が入る前までは、WAのS現場代理人と契約社員A氏とでは、濁度を手分析で測定する箇所が一致していませんでした。
- S現場代理人は取水井出口
- A氏は送水井出口
施設点検報告書の用紙には「原水濁度」と書かれているだけで、明確な濁度測定箇所は書かれていません。
水道部の職員もS現場代理人も承知しており、どちらでも同じという認識でした。
A氏は、前現場代理人のH氏から送水井出口から採取するようにOJTを受けており、S現場代理人の採取場所に合わせることもしていませんでした。それは他の浄水場においても同じで、二人の採取場所は異なっていたのです。
厚生労働所健康局水道課の立ち入り調査以降は、二か所とも濁度測定をするようになりました。
2.濁度測定用計器校正せず
これも、2014年7月16日に厚生労働所健康局水道課の立ち入り調査が入る前までは、計器の校正を行っていませんでした。
今まで、本当に大丈夫だったと言い切れるのでしょうか。無責任極まりありません。
天野氏の発言(大雨時の原谷浄水場について)
2014年6月27日16:50頃
A氏「 」
- 『Aさん、この残留塩素計って市役所のやつ、ウォーターエージェンシーのやつ?』
- 「それ? それはあのぅ、借りてるんだ。」
- 『市役所から?』
- 「うん。市役所だと思うんだけどね。なんで、新しい箱無いって、Sさん言ってたけど。」
- 『じゃあ、濁度計は、濁度計?』
- 「×○▽◇※×○▽◇※・・・・・」
- 『濁度計も借りてるの?』
- 「うん。ときどきIさんが借りにくるから。車の中に積んであるものね。」
- 『それは市が校正するために、貸してってくるの?』
- 「自分で測るとき。だって、校正このまえ、Iさんに校正してやっていったら、どうやってやるんだ?って言ってたから」
- 『へぇ、じゃぁ、ずっとやってないんだね。校正』
- 「なんか、中に液があって、それ入れてやるらしいんだけど、下手にやるとこっちもできないしね。」
- 『狂っちゃうもんね』
- 「Sさんこの前、Iさんにやってもらったから、頼めばっていったから、Iさん、やってくれるって聞いたら、わからんてね。」
- 『わからんて。へぇー』
- 「Sさんはやってもらったっていっただよ。Iさんに。どうもそのへんが・・・・・わかんない。・・・・・・・・・・・車の中に乗ってる濁度計だけは市の貸与物」
- 『市の貸与物。で、この残留塩素計は市の貸与物か、どうかわかんない?』
- 「これもたぶんそう。(市の貸与物)」
- 『ふーん。isomuraって書いてある。』
- 「isomuraでだから・・isomuraが使うあれだとおもう。Fさんなんか別に持ってる。施設管理はみんな。自分で測らなきゃいけないから。低いとかいわれるとね」
- 『なるほどね。濁度は持ってないの?。濁度計は持ってないの?』
- 「濁度計は持ってない。」
- 『濁度計は持ってないから、WAに貸し出してあるやつを貸してねって』
- 「そうそう」
以下省略
生音声はこちら(音声変換処理済)
厚生労働所健康局水道課の立ち入り調査以降は校正をするようになりましたが、トレーサビリティまでは行っておりません。
自分達で校正しているだけなので、校正用機器の健全性まで考えているかどうかは甚だ疑問です。