株式会社WAに関すること 1

  1. top
  2. menu
  3. 株式会社WAに関すること1

1.労働基準法違反(休憩時間無しの労働)

株式会社WAは、10年ぐらい前から、毎年掛川市と業務委託契約を締結しています。 そして2014年には、長期3年契約(随意契約)を締結しました。
(水道施設中央監視及び巡回点検等業務委託)

掛川市水道部が休日の時間帯に、WAが委託範囲の業務を行っているのです。
(休祭日と17:15以降、翌朝の8:45まで)

WAの社員は1名で勤務していますので、勤務場所から離れることができません。計器類の監視、不測事態への対応などがあるため、自由に休憩時間を取得することができないのです。

2014年5月22日にWAの所長(当時)に、「休憩時間自由利用除外申請」を労働基準監督署へ提出し、許可をいただいているのですか?」と、たずねたところ、『確認してみます。』とだけで、そのまま放置されてしまいました。

本社の法務コンプライアンス室も、調査する人がいないとのことで、腰を上げてはいただけませんでした。

そうしているさなか、ずいぶん前に依頼をしていた労働基準監督署が動きだし、ついに2014年7月1日になって調査が開始されました。そして同年7月25日に、WAに対し是正勧告がなされたのです。

そして、勤務者が休憩を取得するときには、交替要員を配置するという体制になったわけですが、そこにもコンプライアンス違反がありました。

交替要員が来たからといっても、「休憩時間は自由に外出してはいけない、勤務場所の近くにいてほしい。」との指示が出たり、交替要員をWAの社員ではなく、掛川市の承認を得ずに別の会社に委託していました。

委託した別の会社というのはどういう会社なのかを、隠していたのです。

契約違反の再委託へはこちらから

2.実態はさぼり、長時間の睡眠

掛川市との業務委託契約では、WAの勤務中は連続して水道施設の中央監視をすることになっています。
不測事態に対応しなければなりませんから、これは当然のことです。

しかしながら、その実態はどうであったかというと・・・・
個人で布団一式(敷き、掛け布団・毛布・枕等)を持ち込み、最大、22時の記録採取から翌朝の5時の記録採取まで、作業服を脱ぎ、下着姿になって睡眠をとっていたのです。

さぼり1 さぼり2さぼり3

長時間睡眠をとったがために、記録採取のまとめが遅れ、翌朝の8時過ぎまで行っていたり、記録計のペン先のインクが切れていても一晩中放置し、上司にも連絡しなかったことや、記録計のチャート紙を交換した後、よく確認をせず、紙詰まりを発生させ、一晩中放置したことなどがありました。。

WAの契約社員O氏は休憩時間を取得していなかったとして、会社からその差額金を振り込まれましたが、自分自身は睡眠を取っていたことを認め、「お金をいただくわけにはいかないと会社には申し入れたが、くれるっていうもんだから。」と、2015年3月9日(月)の事務所会議(所長、現場代理人出席)の席上で発言しました。

当然、WAの所長も承知していましたので、組織的に職務怠慢行為を黙認していたことになります。
すなわち業務委託契約に対して、組織ぐるみの背信行為です。

市役所の回答

調査の結果、事実の確認はできなかった。

というのが、回答でした。

掛川市はどのような調査をされたのでしょう。具体的に説明できるのでしょうか?
税金で賄っているWAへの年間委託料は、安くはないのです。